Isidora’s Page
建築日誌
■赤レンガ倉庫1号・2号■    2007年12月21日

はい。
仮面ライダー1号・2号ではありません。(ぺこり)

いや~、今日は疲れました。
このところ、仕事で横浜へ出かけることが多かったのですが、その仕事もようやく目処が立ちました。
いや、トウはまだ立っておりませんよ~。
立ったのは、メドです。
ウドじゃありません。(笑)
足腰もまだ立ちます。
髪の毛だって逆立ってます。
それから、それから……(笑)?

横浜といえば、赤レンガ倉庫です。
いや、ランドマークかな?
とにかく、帰りにちょっと時間があいたので久々に1号・2号を見てまいりました。
ずいぶん賑やかになってましたね~。
たろちぅさんがよく素敵な写真撮ってますが、なんと1号の前にスケート場なんかがあるんですね~。
ちょっと、驚きました。

横浜レンガ倉庫1号・2号。
竣工は、1号が大正2年(1913)、2号が明治44年(1911)。
レンガ造3F建て。
官営の保税倉庫として建設されたもの。
設計は大蔵省臨時建築部。
当時の部長は、何と妻木頼黄(つまき よりなか)。
あの、旧横浜正金銀行本店の設計者である。
施工は直営。

ん? 2号の方が1号よりも先に竣工している?
どうやら着工も2号の方が先に行われているようだ。
うーむ、謎だ……。
これは、仮面ライダー2号が1号より先にTV収録していたという、あれと同じだろうか?
って、そんなのウソですよ。(笑)
まあ、手続き上の都合か何かでしょう。(←いいかげん)

2号は、長さ150mの威容を誇る巨大建築物である。
写真に収まりきれない。(トップの写真参照)
ところどころ、屋根に白いラインが見えるが、これは屋根から突出した防火壁。
何度か説明している「うだつ」と同じものである。
「うだつが上がらない」という、あの「うだつ」のことですよ。
上がってますか? 最近?
って、なんのこっちゃ。(笑)
この防火壁は当然内部にも及んでおり、その区画部分には巨大な防火戸が設けられているのである。
写真撮影お断りなのだが、こっそり撮ってきましたよ~。
いや、共用部だから大丈夫ですよね、きっと。(笑)

1号は長さが2号の1/2で、関東大震災で半分が破壊され現在の姿になったらしい。
面白いことに、1号の妻壁のレンガだけがドイツ積みである。(破壊された方)
他の壁はオランダ積みである。
いったい、これはドイツの仕業だ!
って、早くこれを言いたくて特急電車で帰ってきました。(笑)

この倉庫は、分厚い壁と半円アーチのポツ窓から、一見ドイツロマネスクを彷彿とさせる。
しかし、特筆すべきは反対側のファサードなのである。
三層にわたる鉄骨造のベランダが設けられており、これぞコンドル風! って感じなのだ。(笑)
素晴らしい!
実にすばらしい!!
倉庫の機能を十二分に発揮するため、このベランダには荷物用のハッチや、トップライトが設置されている。
しかも、エレベーターやスプリンクラーまであるから驚きである!
床は円弧状のコンクリートで、防火戸も引き戸と観音開き戸がダブルで構成されている。
国家の権威を守るため、当時のハイテクノロジーを駆使した建築物。
デザインと機能を融合させた、超一級の倉庫だと思っていただきたい。(えへん!)
まあ今で言う、防衛省のイージス艦みたいなものかなぁ~?(笑) ☆
ちょっと前まではかなりボロっちかったんですが、平成14年に今のようなおしゃれなスポットに変身したらしい。
夜になると、ロマンチックにライトアップされるんでしょうね~♪
中でお買い物でもしようかと思ったのだが、どうやら親父には縁のないお店ばかりで。(笑)
そんなの関係ね~!
とばかりに、帰りは中華街へ寄って豚まん買ってまいりました。(笑)
さびしいなぁ~。(泣)
もう師走も終わりに近づいているし。
正月は田舎へ帰ろうかだまって仕事でもしてようか、と思案中です。
横浜の仕事は目処が立ったものの、なにせ先立つものの目処が立ちませんから。……(笑)

【所在地】神奈川県横浜市中区新港一丁目1番地 グーグルマップ


赤レンガ倉庫 
赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫
オランダ積みのレンガ

赤レンガ倉庫
巨大な防火戸

赤レンガ倉庫
1号棟の妻壁(ドイツ積み)

赤レンガ倉庫 
1号棟妻壁(オランダ積み)

赤レンガ倉庫
ベランダ側ファサード

赤レンガ倉庫
ダブルの観音開き防火戸(奥には引き戸もある)

赤レンガ倉庫
プリンクラーヘッドとトラス構造の屋根

赤レンガ倉庫
エレベーター外壁

赤レンガ倉庫
エレベーター扉

赤レンガ倉庫
エレベーターシャフト見上げ