■華僑ビル■ 2006年08月03日
貧乏でもいい。
嫌な奴でもいい。
悪人だって、変態だってかまわない。
強い者が勝つ!
これが格闘技の鉄則ではなかったか!!(怒)
と、昨日から血圧上がりっ放しの小生でした。(笑)
でも、なんだか今日は亀田選手に同情してしまうなぁ~。
亀田バブルに群がる欲深な大人たちが悪い。
ああ、君は良くやった。
もういいから、ゆっくり休んでくれたまえ。(泣)
というわけで、華僑ビルです。
いや、別に関係はありませんが。……(笑)
築地本願寺の向かいの交差点近くにあるバス停の前、このビルは知る人ぞ知る近代建築の傑作である!
って、ですから、知らない人は知りませんよ。
知る人だけ知るんですから、で、それのどこが悪いんですか?
と、ややキレ気味な小生である。(笑)
以前、やおちゅーさんから中国茶云々でこのビルの話が出た。
peco☆さんが、昔この近くで働いていたとも話していた。
小生も、昔バスでよくこの前を通った。
勝どきの、とあるビルの監理をしていたときのことである。
でも、中へ潜入したのは、今回が初めてである。
いやー、久しぶりにググッと来ましたねぇ~。(笑)
設計者も施工者も、竣工年も不詳である。
調べたが、どこにも記述がない。
外観は水平リブを巡らし、せっき質二丁掛タイルと特面タイルを組み合わせた有機的建築風。(笑)
あからさまにライトを意識したデザインは、おそらく昭和初期のものと推定される。
外部に網がかかっているのは、ハト除けではない。(笑)
もう、随分昔からこの状態で、タイルの落下防止がその目的であろう。
それにしても、りっぱなりっぱな現役建築である。
ライライさんも、台湾風味の中国料理店も(笑)、1Fのよろず屋さんも繁盛しているようだ。
建物は6F建て、地下1F、RC造。
裏へ廻れば、地下専用の入口もある。(これがまたすごい!)
店舗内は、それなりに改装されている模様で(ライライさんは、覗いただけ)、結構明るくおしゃれである。
テナントも、華僑関連の事務所か何かであろうか?
看板の文字に酔いしれる。(笑)
特筆に価するのは、共用部である。
玄関からやや奥に入ると、どういう訳か受付がある。
が、誰もいない。……
今日だけいないのだろう、と信じたいが、いつもいないようである。(笑)
大梁は根元部分がベンドしていて、これも昭和初期を匂わせる。
廊下は、腰壁がタイル貼りで、壁と天井は白いペンキ塗りである。
専門家は、このペンキのことをEPと呼ぶ。(笑)
因みに、男性の勃起障害のことをEDという。(関係ないか?)
御手洗という文字が目にとまり、せっかくだから用を足す。
うーん、レトロだなぁ~。
大は遠慮して、小だけをお借りする。(笑)
おお!
隣の人(の)が見えないように、隔て板付きのストゥールが掛けてある。
昔はみんなこうだった。(笑)
最近は、小便器自体が数倍大きく、男性自身をすっぽり隠すので隣の人(の)が見えない。
用を足し、すっきりしたところで前を見る。
「よく振ってからおしまいください。」
うそ~!
いや、そんないたずら書きは、どこにも書かれていないです。(笑)
華僑ビル・ 正面全景
玄関アップ
中華料理の看板
1Fよろず屋さん
裏側見上げ
裏玄関
妖しい地下通路
誰もいない受付
通路(その1)
通路(その2)
通路(その3)
御手洗い(中はごめんね!)